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巡る巡るサンサーラ。

今回はサンサーラナーガ2のシナリオの話をしたいと思います。
ネタバレを含みますのでご注意ください。

(※うろ覚えなので間違っていたらすみません)

主人公は大きな卵を抱えて龍苑の前で泣いていました。
龍苑は主人公を保護しましたが、卵は一向に孵りません。
アムリタという女性が主人公の面倒を見ていました。
主人公とアムリタは約束をします。
「いつかお前の卵が孵ったら、その竜と私の竜とお前と私で謎を解いてみないか」と。
アムリタは主人公に心を開き、主人公はアムリタを慕っていました。
時は過ぎ、主人公は成長し、龍苑から指令を受けます。
「謀反を企てたアムリタを捕まえろ」と。
そして卵から孵った白竜と共に、アムリタを追って階層世界を巡る旅が始まります。


アムリタを追う中で、アムリタという女性の生き様を目の当たりにします。
アムリタの竜のお腹を食いちぎって生まれた子竜の話。
ギルドはアムリタの竜を殺そうとし、それを守ろうとした話。
貧しい生活をしながらもギルドから逃げていた話。
世界を破壊する竜だとわかってはいても、竜使いである自分が殺せるはずもないという話。
最後の階層世界でアムリタは主人公に託します。
「私の竜を倒してくれ」と。


感動するストーリーではなく悲壮感漂うようなシナリオとなっています。
キャラクターはなにかふざけたようなキャラが多いんですが、
そのキャラクターが崩壊した世界と共に消えたと思うと異常な消失感を覚えます。
プレイヤーは竜を育てる中で母性が目覚めます。
子竜のグラフィックもレベルが上がるごとに成長していき、愛着がわきます。
アムリタと最後に対峙するときにはアムリタの竜への愛をプレイヤーが理解しています。
だからこそ辛く、悲しいシナリオだと思いました。


アムリタの竜の背から世界を滅ぼすカオスドラゴンが生まれます。
しかしそれでもなお、竜はアムリタを求めます。
あの戦闘の入りがつらい。
何とも知れない気持ちでラストバトルに臨みます。
白竜が戦闘中に消えるのですが、あれがまた唐突すぎてつらい。
主人公と子竜はカオスドラゴンを倒しますが、結局世界は崩壊します。


目覚めると見慣れた龍苑にいます。
そこにはアムリタの姿も見えます。
ストーリーの最初と同じように卵のもとへ向かいます。
そして卵から竜が生まれます。
「はじめましてご主人さま、わたしの名前は」
世界は転生し、エンディングを迎えます。


白竜が混乱した時に言う「わたしはあなただったことがあります」「あなたはアムリタだったことがあります」というセリフも壮大なネタバレ。
当時小学生だった私には頭の中が混乱しましたが、
数年に一度プレイしなおしていく中で、やっとこのストーリーを理解しました。
世界はどんな形であれ、終わりがあり始まりがあり、結局それは定めであり、どうすることもできない。
そしてセーブデータも輪廻転生するw
もうこのゲーム大好きw


今でもアムリタは私の好きなゲームキャラの一人です。
こういうまっすぐな女性が大好きですw

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